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「どんな人が社長になるの?」日本の社長さんを、分類してみる

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【経営者のバックボーンを分類してみると・・・】

 

日本の経営者を分類すると

  1. 創業者
  2. 創業者一族
  3. 生え抜きの従業員
  4. 親会社・関連会社からの出向
  5. プロの経営者

 

 

大きく分けて、この5つです。

 

 

 

 

【中小企業の社長さん】

 

中小企業のうち

同族会社の場合は

1(創業者)と2(創業者の家族)がほとんどです。

 

 

中小企業といっても大企業の関連会社という場合もあります。

企業の子会社の場合は4(関連会社から出向)の場合が多いです。

本社の取締役が社長になったりします。

 

本社の年功序列のポストとして

最終的に専務になれなかった平取の花道というケースもあるようです。

 

また

 

幹部候補生に経験を積ませるという意味で派遣される場合もあります。

  • 子会社で実際の経営を経験させるため
  • 赤字事業を立て直すため
  • 逆境を経験させる

理由はいろいろあります。

 

 

 

 

【中堅・大企業の社長さん】

中堅・大企業の社長の属性はいろいろあります。

 

(1)創業者

創業者が社長という企業は多数あります。

 一代で上場まで発展させた社長ですから、カリスマ性があります。

部下からの信任が厚いので、決断から実行が早いという点で有利です。

 

(2)創業者の一族

大企業でも創業者一族が社長になる場合もあります。

アジアでは欧米に比べると多いと言われています。

 

 

 

 (3)生え抜きの従業員

また、従業員の出世コースの頂点として、地道にしたから出世してきた人が社長になる場合もあります。

 

サラリーマン社長とも呼ばれます。

 

 

  中堅から大企業の場合

創業者から、創業者一族に引き渡す場合もあれば

生え抜きの従業員が社長になる場合もあります。

 

次の創業家の社長が若い場合に「つなぎ」で生え抜きの従業員が社長になるケースもあります。 

 

(4)関連会社、親会社からの出向

 

親会社から

社長が派遣されるような場合もあります。

 

ときどき銀行から出向してきて社長になる場合もあります。

いきなり社長というのではなく、取締役を数年務めてから、社長に就任することが多いようです。

 

 

 

(5)プロの経営者

 

企業の業績が良くないとき、上場企業では株主から経営陣の信任が得られない場合もあります。

 

また戦略を大変換するときなども、社内の人材でなく、外部の人材に経営を任せることもあります。

 

社内生え抜きの経営者は、社内のことをよく知っていますが、逆に、外部のことはわかるとは限りません。

また、経営手腕を発揮する経験を持たない取締役が多いのも、日本企業の特徴です。

そんなときには、経験が豊富で、外部からの視点のある社長を招聘することがあります。

 

 

 

【自分の会社の社長はどのタイプか知っておこう】

今までの社長はどのタイプが多かったでしょうか?

 

それでうまくいってますか?

 

 

 

うまくいっていれば、今までと同じパターンで社長が決まるでしょう。

 

 

うまくいってないのが長く続けば、他のパターンも視野に入れましょう。

 

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